入力2019.11.11.12:01
|歴訪インタビュー「日本企業も参加意思。慰安婦問題まで決着つけよう」
|ロシア側から「露北議長会談」の内容伝えられ「雰囲気的に南北は米朝の後」
(メキシコシティ・サンフランシスコ=聯合ニュース)パン・ヒョンドク記者=ムン・ヒサン国会議長は、日帝強制徴用被害者賠償問題の解決策として自らが提案した、日韓企業と両国国民の自発的な募金、いわゆる「1+1+α(アルファ)」案について、日本の政界関係者が「悪くない」という反応を見せたと述べた。
文議長は8日(以下、現地時間)にメキシコシティ、9日に経由地である米国サンフランシスコの宿泊先で行った同行記者団とのインタビューで、「1+1+α」案に対する日本側の非公式反応をこのように伝えた。文議長は11日、日本・メキシコ歴訪を終えて帰国した。
文議長は「(非公式には)差支えないという程度ではなく、「ノットバッド」(Not bad・悪くない)と表現した」とし「“悪くない”としたものだが、(日本の政界関係者がここから)もっと進んだとすれば、やや奇妙だろう」と述べた。
また歴訪中、日韓議員連盟の河村建夫幹事長は「構想の方向は間違っていない。日本企業が基金の財源となる寄付をしたとしても、自由意思によるもの」という立場を示した、と文議長は説明した。
文議長は3〜6日、東京に滞在し、日本の政界・学界・言論界の人物10人余りに非公開で接触し、自分の提案に対する意見を聞いたとし、「安倍晋三首相だけは会わなかったが、会える人にはみんな会った」と伝えた。
特に文議長は、日本企業の参加可能性について「全員が(お金を)出すと言う。ただし、”賠償”と呼んで不法行為だと(認定)することだけは難しいということ」とし「戦犯企業で一つの例外もなく(参加意思があるという)」と強調した。
文議長は、日本政府を相手に個人請求権を主張する、日本軍慰安婦被害者の訴訟も今後続く可能性があるとしながら「慰安婦、軍人・軍属(軍務員)を含めて(日帝強制動員に対する)すべての問題を実質的にこの案で決着をつけよう」と提案した。
彼は「韓国は最高裁判決を尊重して被害者の同意・国民的合意がなければならず、日本は1965年の日韓請求権協定を破ってはならないという、各自譲れないラインがある」とし「この案は、双方の原則に一つも触れない」と説明した。
文議長は「(国内でも)被害者、大統領府、政府を網羅して、会わなかった関係者はいない」とした。また、与野党5党の代表との先月30日の2回目の政治協商会議の場に言及し「"日本に行ってこうするつもりだ“と話した」と述べた。
文議長は、一部の徴用被害者の反発については「被害者に個人的に会う代わりに(”1+1+α”案の立法のための)公聴会を開き、被害者の代表者の意見を聞くつもりだ」と言及した。
文議長は4日、東京で開かれた主要20カ国(G20)国会議長会議で、ロシアのアレクサンドル・ジューコフ下院首席副議長から、北朝鮮最高人民会議(議会級)のパク・テソン議長が10月21日、ロシアのワレンチナ・マトヴィエンコ上院議長と会談した内容を伝えられたとも述べた。
文議長は「ロシア側が“南は南北国会会談を希望しているのになぜ応じないのか”と(パク議長に)尋ねたという」とし「結論は、現在の雰囲気としては、南北は米朝の後だ。米朝がうまくいけば南北がうまくいき、そうなれば南北国会会談もうまくいくと考えざるを得ない」と説明した。
続いて「私が感じたことは、当分の間は難しいが、非常に肯定的だ」とし「ロシア側も、話をしてみると、自分たちの力ではどうしようもないが、非常に話になっている(通じる)と言う」と期待感を示した。
文議長は、公職選挙法改正案、高位公職者犯罪捜査処(公捜処)法などファストトラック(迅速処理案件)法案について「最終時限までに合意を促したい」とし「合意できなければ(法案のうちの)一件でも上程するしかない」と話した。
自由韓国党のナ・ギョンウォン院内代表などが12月3日ではなく来年1月29日以降の本会議付議を主張することに対しては、「あの人は、その日になるとまたそう言うだろう」とし「私はそういう政治をしない」と指摘した。
彼は20代国会が残した物足りなさとして、改憲ができなかった点を挙げた。
また「国会が何の仕事もしないから、他の場所で軽視し始めた」とし「政府が、大統領が、国民が皆、国会のせいにして、公薦権が検察の掌中に収められた。これが国会か」と言及した。
文議長は、文在寅政府の過去2年6ヶ月間の国政について「半分成功」と評価した。さらに「民生が重要である」とし「2年半を超えれば誰かのせいにはできない。これからは大統領の責任だ」と強調した。
banghd@yna.co.kr
上記報道に対する韓国ネチズンのコメントを一部ご紹介します。
(コメントは本ブログの運営者が任意に選んだものです。)
↓↓
■お金の問題ではなく謝罪が先だ。
■文議長! あなたは今回間違っている。大きな失敗だ。今からでも早く撤回すべきだ。当然な個人請求権をなぜ我々の企業が、その上、国民の寄付で出さなければならないのか? あなたの世代の人々の脳裏に刻まれている「日本が先」の考え方にうんざりする。大韓民国が先だ。
■このやり方ならお金が核心になるのではないか?
慰安婦、強制徴用、日本植民地時代、
これの最も重要なことは、日本の誤ちが最も重要な核心ではないか?
過ぎ去った過去は戻せないから、誤ちを認めて反省して謝罪し、二度と繰り返さないということが核心になるべきなのに、それはすべて外してしまい、単にお金だけ。お金ですべてが解決できるというのか?
お金で解決できる問題なら、過去の政権の慰安婦合意と日本で受け取ったお金に対し、なぜあんなに批判したのか?
お金は最も後の問題だ。
もちろん過ちに対する補償とか賠償とかは必要だろうが、お金が一番高いところにあってはいけない。
■これはお金の問題ではないことが分からないのですか?!
歴史認識の問題です。
日本が侵略を否定し、
慰安婦、強制徴用工がなかったと言い、
賠償がすべて終わったと主張しているのではないですか?
彼らがこんなごり押し主張を撤回しないのに、
お金を集めて賠償したとして何になりますか???
どうか正気に戻り本質を見てください!!!
■徴用被害者の方々が単にお金のために訴えを提起したと思うのか?
こんな歴史意識のない人間が国会議長だとは。
日本が植民地支配によって韓国に与えた損害と苦痛を認め、謝罪せよというのだよ、このいかれた人間よ。
■文議長は、
人間的・道理的な謝罪と清算を
金銭的な賠償問題に格下げし、
倫理的な問題をお金の問題に転落させました。
この方法が受け入れられたとしても、
どうして縫合できると考えるのか、情けないです。
お金の問題が合意したから覆い隠そうというのですか?
もどかしいです。
結局、日本は、さあお金の問題が解決したから
もういいだろう?
と言ったら
どうするのですか?
答えてください!!!
■目を覚ましてください。本当にでたらめを言うのもいい加減にしてください。
お金をもらおうと訴訟したのだと思いますか?
お年寄りがなぜ訴訟したのか知らないんですか?
心からの謝罪を求めているからです。
本当にあんな人間が国会議長、国会議員だなんて。
■歴史を正すべきだろう!
日本の顔色を見ているのか?
我々国民の情緒を無視するあなたは、どこの国の国会議長なのか?
出典:聯合ニュース